■ ID
| 1345 |
■ 種類
| 国際学会プロシーディング |
■ タイトル
| Size distributions of polycyclic aromatic hydrocarbons in diesel exhaust particles collected by newly developed ultrafine particles sampler |
■ 著者
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Keiko Shibata
(株)いすゞ中央研究所
Nobuhiro Yanagisawa
(株)いすゞ中央研究所
Kenji Enya
(株)いすゞ中央研究所
Kaoru Satou
(株)いすゞ中央研究所
Kazuhiko Sakamoto
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2011 |
■ 誌名・巻・号・年
| Proceedings of 7th Asian Aerosol Conference, 794-800, 2011 |
■ 抄録・要旨
| 3-Lのディーゼルエンジンを低負荷(75Nm)と中負荷(225Nm)条件において定速(1,600rpm)で運転し、ディーゼル粒子除去フィルタ(DPF)の装着ならびに非装着の場合について、減圧(LPI)ならびに常圧サンプラー(Nanosampler)によりディーゼル排気粒子(DEP)を粒径別に採取し、8種の多環芳香族炭化水素類 (PAHs)の粒径分布を調べた。熱脱着-質量ガスクロマトグラフ(TD-GC/MS)によるPAHs分析の結果は、DPF非装着低負荷条件において、0.1〜0.5μmにピークを持っている単峰性を示した。一方、全粒子状物質の粒径分布は、DPF非装着低負荷・中負荷条件のいずれにおいても0.1〜0.3μmにピークを示した。しかし、DEP装着条件下においては、PAHsとDEP排出量は極めてわずかであり、それらの粒径分布は明確なピークを示さなかった。これらの結果より、ディーゼル車へのDPF装着はPAHsの排出を著しく低下させることが分かった。
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